比べる病
比べる事は良いこと?悪い事?
比べる病という言葉を最近よく耳にします。
「病」とつくと悪い印象ですよね🥲
お子様の習い事でも、大人の習い事でも、
もちろん普段の生活でも比べること自体が悪いことだとは思いませんが、
比べ方を間違えないようにしなくてはいけません。
この「比べる病」について、バイオリン教室の観点から考えてみたいと思います。
目次
年齢で比べる
年齢で比べる、の代表はコンクールです。
課題曲のあるコンクールでは同じ年齢の子たちが同じ曲を順番に演奏します。
まずは課題曲を演奏できないとコンクールには出場もできません。
そこでまず同世代の子と比べることになります。
コンクールに出場したら点数がつき順位がつきます。
ここでまた比べることになります。
とても厳しい世界ですが、
コンクールに出ることにより自信をつける子もいれば
他の子の同じ曲の演奏を聴き、
自分と比べ違うところを見つける事も、良い刺激をもらう事も出来ます。
コンクールの中には課題曲がないものもあります。
コンクールは将来音楽家になりたい人たちだけが受けるものではありません。
日々の努力や練習の成果を試したり、
目標を持って出場することは必ず上達につながると思います。
去年の自分と比べる事にも繋がりますね☺️
他人と比べるのではなく去年の自分と比べ、
評価してもらうことで気付かなかった目標を知るきっかけになる事もあります☝🏻
コンクールは順位だけでなく、講評をいただけるものもあるので
たくさんの奏者をみている審査員の先生に講評をいただけるのは良いことですね🎵
習った長さで比べる
バイオリンを始める時期は3歳〜大人と幅広いです。
年齢に関わらず何年習ったか、で比べること。よくあります😅
大人の方に特に多いのですが、
「もう何年も習っているのに、始めたばかりの小学生に抜かれそう😂不器用なのかな?」
「うちの子、3年習っても全然上達しません😰」
比べる必要、全くありません☝🏻
上達に関して大切なのは、どれだけバイオリンの練習をしたか?です。
例えば・・・
5年習って週1回1時間の練習
1年習って毎日30分の練習
どちらの方が上達するかは明白です。
しかし、5年間コツコツ、週1時間正しい練習をすると確実に力がつきます。
教本はあまり進まないかもしれません。
出来ることは毎日練習する人より少ないかもしれません。
でもそれを比べる必要はありません。
5年間コツコツ練習して先週より今週。今週より来週。
少しずつ出来ることが増えたり、
バイオリンとの時間がその人にとって豊かなものになることが大切なのです。
週に1時間、バイオリンと、音楽と向き合う時間を作る💓
レッスンに5年間通う🎻
習った長さで上達のみを比べるのはやめましょう😎
得るものは人それぞれ違って当たり前なのです。
過去の自分と比べる
バイオリンを始めるとき、
どうして始めたか。
その時の気持ちを時々思い出してみてください😌
弾いてみたい!
弾けたら楽しいかも?!
音色が好き
お子さんに習わせよう!と思ったきっかけ
人生を豊かにする趣味を身につけてほしい
何か夢中になれるものを
音感を身につけて音楽の楽しみを深いものにしてほしい
理由はそれぞれですが
その行き着く先は「幸せ」です💕
バイオリンを始めた時の過去と、今の自分と比べ
新しい目標や、広がった夢
行き詰まった時に過去の自分と比べてみましょう✨
きっとバイオリンをやって良かった!音楽を知って良かったと思えますよ😊
最後に
この習い事において必要なのは
昨日で出来なかったことが今日出来る様になっているか比べること。
昨日の自分と今日の自分と、練習によって身についたものはないのか比べること。
練習しても全然ダメ!上手くならない!出来るようにならない!
と悲観することはありません。
大雑把な目標や、
乗り越えるべき課題を少しずつクリアできる細かな課題を考えればいいのです。
比べる病は他人と結果だけを比べることです☝🏻
この習い事で重要なのは過去の自分と比べること。
【体験レッスン】ご希望をお聞かせください♪
愛知県一宮市のバイオリン、チェロ教室🎻
生徒さんとの話し合いで目標を決める完全オーダーメイドレッスンです。バイオリンに対する想いを【体験レッスン】でぜひお聞かせください😊今後の方針を決めていきましょう♪
即入会される方は体験レッスンを無料とさせていただきます。
※体験レッスンのみの方は1回限り30分/¥2,000