練習は何分?
バイオリンの練習時間は?
最近レッスンでよくこの話題になります。
他の方がどれくらい練習しているか
何分、何時間練習したら上手くなるのか
気になりますよね😎
生徒さんそれぞれ、目的や練習可能な時間も違うので
毎日1時間は練習してください!
と決めるのはとても難しいです😅
今回は子供の練習時間についてまとめます。
子供・・・というのは小学6年生くらいまで、のつもりです☝🏻
練習する習慣をつける
毎日練習する習慣をつけること。
これはとても大切です。
この習慣をつけることは他の事においても重要だと思います。
自ら練習出来ない子は、毎日まず10分でも良いのでバイオリンを練習するようにお声がけをお願いしたいです。
オススメは、毎日する事の前にバイオリンを練習する事、です。
ご飯を食べる前に
宿題をする前に
お風呂に入る前に
学校に行く前に
生活の中に、当たり前に練習することが組み込まれると上達も早いですし、特に小さな子は音を覚えるのも早いです。
練習は出来ないことをコツコツ出来る様にしていくための訓練のようなものです。
「訓練」という言葉が修行のように「嫌なもの」と認識してしまうと練習嫌いになってしまいます😭
しかし、練習は一つ一つ目標をクリアしていく「ゲーム」のようなものです。
と考えると、クリアしていく事が楽しく嬉しいことに感じると思います😎
学校での勤務ももう10年以上・・・・
頭のいい子、と一括りにするのは間違っていますが
- 自己肯定感の高い子
- 何にでも頑張れる子
- 他の子に対してもその子の内面を褒めてあげられる子
は練習に対してとても前向きです💡
そして必ず自分の芯がしっかりあります。
きっと勉強も運動もしっかり身につけるための習慣があるんだろうな、と思います。
良い習慣がつくと良いサイクルで全てうまく回っていくきますよね!
毎日練習する→弾けるようになる→褒められる→頑張ろうと思える→自ら練習する→上達する→他のことにも挑戦できる力がつく→自己肯定感も自然とつく→happy
毎日練習する習慣がつく
是非ともこの習い事で身につけて欲しいです。
集中力を身につける
毎日の練習時間を決める事に向いている子は、
目標クリアに向けて決められた時間の中で集中できる子
だけです。
集中力がもたなかったり、質の悪い練習は姿勢が崩れたり、悪い音程に耳が慣れてしまう為お勧めできません。
勉強でいうと、宿題の答えを丸写しして何も身に付かない・・・・
といった感じでしょうか😅
小さい子には少し難しいですが
集中力を身につけるには、
少しだけ自分に厳しい課題を毎日クリアする事がとても効果があると思います。
例えば
- 歌
- pizz
- arco
の順番にバイオリンは練習するのをお勧めしているのですが、これだと目標が明確ではありません
1番だけでも
- 歌を音程よく止まらずにメトロノームに合わせて歌う
- 歌を楽譜を見ずにスラスラ歌えるようにする
- 歌いながら左手の運指も出来るようにする
- 強弱に気をつけながら歌う
など気をつけるポイントを分けるようにすると
そのポイントに集中して課題に取り組むことができます。
ただ歌うだけでは無意味だという事です。
そして、音楽は止まってはいけません😅
なので繰り返しの反復練習が必ず必要になってきます。
曲を演奏しているときは
計算のように遡って答えが合っているか考えることも出来なければ
国語の問題のように読み返すことも出来ません。
気を付けるべきポイントに注意しながら反復練習をすることで、
しかも毎日毎日その練習を繰り返すことで
音楽が身体の中に入っていき、1つの曲をやっと演奏出来るようになります。
それには集中力が必要不可欠です。
ただ決められた時間練習している(気になっている)子は是非とも
自分に少しだけ厳しい課題を少しずつクリアしていって欲しいです。
もしその課題が分からなければ連絡をください😉
1週間で宿題をしっかりとこなせる
集中してできる時間
がその子にあった練習時間です🎻
レッスン中に弾けるようになった!というのは身についていない可能性が高く、
毎日の練習によって様々な力がつきます。
お家での練習に取り組む様子、ぜひ教えてください😌
宿題の量はそれぞれに合わせて変えています😊
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