知っておきたいバイオリンのメンテナンス方法
基本的な4つのメンテナンス🎻
バイオリンは木で出来た繊細な楽器です。
初心者の方はバイオリンのメンテナンスについて気をつけておきたい事、覚えておきましょう☝🏻
毎日演奏していると、音色や弾き心地、響きや見た目など、バイオリンの様子が分かる様になってきます😌
小さなお子様はまず大切に優しく扱うことを学んで欲しいなと思います。
バイオリンの音色は弾く人によって変わります。
演奏者によって音色に大きな違いがあるのもバイオリンの魅力です。
上達するのに大切な楽器お手入れについて
まずは特に大切なポイントを4つ、覚えてください✨
目次
湿度管理
大切なのは温度、湿度計を気にする事🌡
バイオリンに最適な湿度は40%〜60%で人間が快適だと思う湿度と同じです。
冷房暖房を使う季節、梅雨、乾燥注意報、日本は温度や湿度が1年の間でとても変化します。
人間が不快だな、と思う気候は楽器にとっても不快なんです。
除湿機、加湿器をつけた部屋で練習したり、楽器ケースの中に湿度調整出来るものを入れておきましょう。
湿度調整で1番使いやすいのはモイスレガートです。
楽器ケース内の湿度を一定に保つシートで、湿気が多いときは吸湿し、少ないときは加湿して、
楽器ケース内の湿度を40~60%に保つことができます。
弓の毛替え
弓の毛は馬の尻尾が使われています。
練習の頻度や使い方にもよりますがその毛の交換が1年に1回程必要です。
¥5,000〜¥10,000が多いです。(今まででの最高額は¥12,000でした)
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手の汗などで弓の毛が汚れてしまうと松脂がつかなくなってしまいます。
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弓を張りっぱなしにすると毛が伸びたり切れやすくなります。
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弓の毛が伸びきってスタッカートが上手く出来なくなります
この様な時は使用期間が短くても毛替えしましょう☝🏻
弦楽器専門のお店なら1時間ほどで毛替えしてもらえます。
いろいろな種類の楽器を販売しているお店は別のお店に毛替えを依頼する為、1週間かかることもあります。
なるべく弦楽器専門店に持っていくようにしましょう♪
弦の交換
趣味のレッスンですので切れてから変える人も少なくないのですが、、、
錆びてきたら楽器を傷つけてしまうので張り替えて頂いています。雑音が混じるのも弦が錆びている可能性が高いです。
弦が伸びきって正しく音程が取れなくなった時も交換が必要です。
バイオリンを弾く事に慣れてきて、
「柔らかい音が出したい!」
「ハッキリした音を出したい!」
など、出したい音ができた場合、1番低予算で出来るのが弦の種類を変えることかもしれません。
初心者に人気の弦の組み合わせです。¥100,000くらいまでのバイオリンには最適だと思います。ドミナントはナイロン弦なので柔らかく押さえやすいです。チューニングも安定して出来ますよ🎻
購入した時スチール弦が使用されていて、ナイロン弦に変更する場合、指板の溝を広くする必要があります。
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駒の調整
歪んでいないか、真っ直ぐに立っているか、バイオリンを練習するときに必ずチェックしましょう。
駒はボンドなどでくっついていません。弦の張力で挟まっている状態です。
チューニングをする時、弦が緩んだ時に負荷がかかり歪んでしまったり傾いてしまうものです。毎回確認するようにしましょう☝🏻
いかがでしょうか?
バイオリンを演奏するにあたり気をつけて欲しいことを4つだけピックアップしてみました。
- 湿度
- 弓の毛替え
- 弦
- 駒
バイオリンの調子を知る事は上達の近道です😊
大切に扱って出したい音色を奏でられるようにしましょう🎻
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愛知県一宮市のバイオリン、チェロ教室🎻
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